この記事は、代表・山田がLinkedInに投稿し12,000件以上のインプレッションがあった内容を加筆・再構成したものです。元の投稿はこちら。
最近、転職市場の過熱をかなり感じています。正直、バブル状態になってきているなと。どの会社も人件費に投資して、優秀な人を高額オファーで積極的に採りにいく。その熱量が、かつてないほど高まっています。
企業側は、いい人ほど内定が重なる。採用に苦戦する。だからフィーを上げてエージェントを集める。それでもなかなか来ない。「ダイレクトスカウトに本腰を入れます」という会社も、ここ最近かなり増えました。コロナ前の転職バブルの再来というより、体感としてはあれ以上です。
求職者の視点に立つと、だからこそ「転職に迷う人」が増えているように感じます。
なんとなくスカウトサイトに登録して、なんとなく良さそうな求人、条件の良さそうな会社、今のモヤモヤした不満を何か発散させてくれそうな会社。そんな漠然とした思いだけで転職活動をスタートして、エージェントや人事とカジュアル面談をした結果──
「なんかこれじゃない」「もっと良い求人があるんじゃないか」「そもそも何が欲しかったんだっけ」。そうやって迷子になっている方は、少なくないと思います。
自分は何をしたいのか、何を望んでいるのか、現職のフラストレーションの正体は何なのか。そこを立ち止まって見つめないまま、なんとなく動く。これが「しあわせの青い鳥症候群」です。どこかにもっと良い場所があるはずだと探し続けて、目の前の選択肢をどれも「違う」と感じてしまう。
市場が良いときほど、この症状は出やすくなります。選択肢が多い分、比較の基準が自分の中にないと、どれを見ても決められないからです。「なんとなく幸せになりたい」だと、仮に転職したとしても大抵うまくいきません。
今はスカウトがひっきりなしに届き、エージェントからもバンバン声がかかります。だから自分の市場価値が正しく認識できないまま、「自分にはもっと高い年収のオファーが出るんじゃないか」という期待値だけで漠然と動いている人も少なくありません。
スカウトの数は、売り手市場では母集団形成のために広く送られているので、市場価値の指標としては粗すぎます。実際の評価は選考で決まります。だからこそ今は、まず「自分は何を望んでいるのか」を整理して、そのうえで自分を客観視する。このメタ認知が、これまで以上に求められています。
この3つが言葉になっていれば、求人を見たときに「これじゃない」が減ります。逆に言葉になっていないなら、まだ動くタイミングではないかもしれません。
人材業界で働く方にとって、選択肢は数年前よりはるかに増えています。ひと昔前なら「人材紹介の中からどこを選ぶか」だったのが、いまはHRTech、カスタマーサクセス、RPO、事業会社の人事、異業界のコンサル。数年前には採用競合として名前すら挙がらなかった求人が、普通に横に並びます。
人材紹介は固定給+インセンティブの形が多いので、「安定して固定給が出る会社」に魅力を感じる方も少なくありません。一方で、「事業会社の人事で年収を落とすくらいなら、受託側の人材紹介やRPOで稼ぎたい」という志向の方も確実に増えています。志向性は本当に千差万別で、もう平面では見られない。立体的に見ないといけない時代になりました。
だからこそ、「このタイプはこういう志向で、いまの市場ならこの辺に収まるだろう」という経験則だけで動くエージェントは、読みを外します。あなた自身の望みを一緒に言語化してくれる相手を選んでください。
株式会社Cross Roadは、人材業界への転職・人材業界からの転職に特化した転職エージェントです。相談は無料・秘密厳守。求人の提案より先に、望みの言語化から始めます。→ 無料キャリア相談
市場が良いのは事実で、内定が重なりやすく条件も上がりやすい時期です。ただ「市場が良いから動く」は理由になりません。自分が何を望んでいるかが整理できていれば好機ですし、整理できていなければ好条件のオファーでも入社後に「これじゃなかった」となりやすいです。
スカウトの数は市場価値の目安にはなりますが、売り手市場では母集団形成のために広く送られているため、過信は禁物です。実際の評価は選考で決まります。職務経歴を第三者(エージェント)に見てもらい、どの会社のどのポジションなら評価されるかを具体的に聞くのが確実です。
同業他社(総合型・特化型)、RPO・採用コンサルティング、HRTechのセールス・カスタマーサクセス、事業会社の採用人事などが主な選択肢です。固定給を重視するか、成果報酬で稼ぐかで志向は分かれ、どれが正解ということはありません。
現職のフラストレーションの正体(人・評価・仕事内容・働き方・年収のどれか)、転職で手に入れたいもの、手放してもいいもの、の3つです。これが言葉にできていれば、求人を見たときに「これじゃない」が減ります。
転職するかどうか決まっていなくても構いません。ご相談は無料、秘密は厳守します。メールは代表の山田に直接届きます。