この記事は、代表・山田がLinkedInに投稿し10,000件以上のインプレッションがあった内容を加筆・再構成したものです。元の投稿はこちら。
「手取りが減るのが気になる」。内定が出て、あとは承諾するだけ、というところで、この一言で止まる方は少なくありません。
先日ご支援した方も、まさにそうでした。ベンチャーから大手への転職で、理由はワークライフバランス。ご家庭のこともあって、ハードワークを見直したい。会社は素敵、仕事内容にもチャレンジしたい、安定もする。文句のつけようがない。でも、月々の手取りが減るのが気になる──そこで躊躇されていました。
この方の現職は年俸制で、みなし残業(固定残業代)がたっぷり含まれた固定月給。額面の年収は少し高い状態でした。一方のオファー企業は、基本給+賞与+残業手当(みなしではなく実働分)、さらに成果に応じたインセンティブまである給与設計です。
前者は毎月ほぼ同じ額が振り込まれ、後者は月給が低めに見えるかわりに、賞与・残業・インセンティブで年間の総額が変わります。つまり、給与の「形」が違う会社同士は、月給や「年収÷12」では比較できないのです。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 基本給 | 月額いくらか。賞与や退職金の計算の基準になることが多い |
| 固定残業代(みなし残業) | 何時間分・いくら含まれているか。超えた分は別途支給されるか |
| 賞与 | 年何回、基本給の何か月分か。評価でどれくらいブレるか、過去の支給実績 |
| 残業手当 | 実働分の支給か。部署の平均残業時間はどれくらいか |
| インセンティブ・手当 | 計算方法、達成率の実態、住宅・家族などの手当 |
人材業界の求人では、特にインセンティブの比率で年収の意味が大きく変わります。固定給と歩合の比率の見方は、転職エージェントのインセンティブ制度と相場で詳しく書いています。
このときに私がやったのは、企業からいただいたオファーレターの内容、賞与の評価目安とそれがどうブレるのか、部内の平均残業時間──こういったものを全部ヒアリングし直して、
これを掛け合わせた「起こり得る収入パターン」を、すべて表にしてご提示することでした。もちろん、クロージングのために都合よく作った数字ではありません。企業から預かっている情報と、法定どおりの残業計算に基づいたものです。
「手取りが減っちゃうかも?」という解像度の粗い不安が、「自分の未来はこうなる、あとは頑張り次第なんだ」という覚悟に変わって、この方は無事に内定を承諾されました。
給与の詳細を聞くのは、失礼なことではありません。入社後のミスマッチを防ぐために、むしろ企業側も答えるべき情報です。
直接聞きにくい場合は、転職エージェントに確認を任せてください。転職活動中の方は忙しく、シミュレーションの表まで作って検討する余裕はなかなかありません。不安の正体を特定して、判断の材料を用意する。それもエージェントの仕事です。
株式会社Cross Roadは、人材業界への転職・人材業界からの転職に特化した転職エージェントです。代表が求職者全員と直接お話しし、オファー条件の確認や比較もお手伝いします。相談は無料・秘密厳守。→ 無料キャリア相談
年俸の中に固定残業代(みなし残業)が含まれているか、賞与が年俸に含まれているかを確認したうえで、「基本給」「固定残業代」「賞与」「残業手当」「インセンティブ」に分解して比較します。額面の年収や月給だけで比べると、実態とずれることがあります。
失礼になりません。賞与の評価基準と過去の支給実績、部署の平均残業時間、インセンティブの計算方法と達成率は、内定承諾の判断に必要な情報です。直接聞きにくい場合は、転職エージェントに確認を依頼できます。
あります。賞与や残業手当を含めた年間の総額では同水準以上になる場合や、働き方・将来の昇給を優先したい場合です。大事なのは「手取りが減るかも」という漠然とした不安を、具体的な数字のパターンに置き換えて判断することです。
頼めます。当社では、企業から預かっている情報(オファーレター、賞与の評価目安、部署の平均残業時間など)をもとに、起こり得る収入のパターンを表にしてお渡しすることがあります。
転職するかどうか決まっていなくても構いません。ご相談は無料、秘密は厳守します。メールは代表の山田に直接届きます。